・子ども乗せ電動アシスト自転車って高いけど維持費はどのくらいかかるの? ・寿命はどのくらい? ・屋外にしか置けないけど雨ざらしでも大丈夫? |
幼稚園や保育園、習い事の送迎に子ども乗せ電動アシスト自転車を使っている方が多いと思いませんか?
購入しようか情報を集めると、自転車本体の値段だけでなく維持費も割とかかるとかメンテナンスが必要といった口コミも目にすると思います。
電動自転車って高いけど、維持費はどのくらいかかるんだろう?寿命は?
処分するときもお金がかかるのかな?
電動自転車は非電動の自転車とつくりが違うため維持費も非電動自転車よりも多くかかります。
また、処分するときも注意しなければいけない点があるのでわかりやすく説明してきます。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
▼この記事を読んでわかること
- 子ども乗せ電動アシスト自転車の維持費
- 子ども乗せ電動アシスト自転車の寿命
- 子ども乗せ電動アシスト自転車おすすめ保管方法
- 子ども乗せ電動アシスト自転車の処分方法
子ども乗せ電動アシスト自転車の維持費は?
バッテリーに関わる費用
子ども乗せ電動アシスト自転車は最初の購入費用、防犯登録料の他に維持費がかかります。
代表的なものがバッテリーに関わる費用です。
充電するときの電気代や、バッテリーの寿命がきたときの交換費用です。電気代はバッテリー容量にもよりますが、おおよそ1回10円程度ですので費用としては高くありません。
子ども乗せ電動アシスト自転車の維持費で1番費用がかかるものはバッテリーの交換費用です。バッテリーはメーカーや容量によって値段は変わりますが2〜4万円が相場となっています。
消耗品や修理に関わる費用
子ども乗せ電動アシスト自転車はモーターやバッテリーの他にタイヤ、ギア、ブレーキ、チェーンなどのパーツも消耗品のため交換や修理が必要となります。
修理 | 費用 |
タイヤ、チューブ | 2,000〜 |
パンク | 4,000〜 |
ブレーキ | 1,000〜 |
チェーン | 1,000〜 |
モーター | 10,000〜 |
バッテリー | 20,000〜 |
バッテリーやモーター以外は比較的安価で修理できますが、非電動の自転車よりは構造上どうしても高くなってしまいます。また、使用する部品によって価格が大きく変動することもあります。
私はPanasonicのギュットアニーズEXに乗っていますが、割れたガラスが刺さってしまいパンクしてしまいました。そのときの純正のタイヤとチューブの交換費用は約12,000円でした。
自転車保険の費用
2020年4月から東京都で自転車保険の加入が義務化されました。自転車事故が増加し、賠償額も高いため今は自転車保険の加入を義務化していなかったり努力義務の地域も次第に義務化されいてくでしょう。
そして、今は自転車保険に加入していなくても罰則があるわけではありませんが、事故はいつ起こるかわからないのでしっかり備えておきましょう。
盗難保険の費用
電動アシスト自転車は高価なため自転車盗難保険に加入することをおすすめします。この保険は、自転車が盗まれたときに、自転車購入代金の一部を補償する保険です。
盗難保険には盗難だけでなく自転車の全損、半損も補償してくれるものもありますが、一般的に自転車保険には盗難を補償してくれるものはありません。ですので、盗難への対策を考えているのなら自転車盗難保険に加入しましょう。
保険料は購入した自転車本体の値段によって変わります。
子ども乗せ電動アシスト自転車の寿命
子ども乗せ電動アシスト自転車の寿命は一般的に本体は約8〜10年、バッテリーの寿命は3〜4年、充電回数は700〜900回と言われています。また、バッテリー以外の消耗品パーツも劣化していきます。当然ですが、乗る頻度や走行距離、保管方法やメンテナンスなどによって寿命までの期間は変わっていきます。
バッテリーの寿命
子ども乗せ電動アシスト自転車はバッテリーから供給される電気で動いているため、自転車本体の寿命はバッテリーの寿命ということになります。バッテリーの寿命は使用年数よりも充電回数の影響を受けます。ですので、使用頻度が高く充電回数が多いと3〜4年と言われている寿命も短くなることもあります。
ただし、使用頻度が少ないからと言って寿命が伸びるわけではありません。バッテリーは使っていなくても自然に減っていくものですので、週に1度かそれ以下の使用頻度だとしても充電は必要になります。
- 充電してもすぐになくなる、あるいは突然切れる
- 充電回数が多い
このような不具合が出たらバッテリー寿命のサインの可能性があります。ですので近いうちに買い換える必要があります。
バッテリーの寿命を延ばすための工夫
- 直射日光が当たる場所での駐輪は避ける
- アシストを使う場所を選ぶ
- メンテナンスをしっかりと行い、バッテリーへの負荷を減らす
直射日光が当たる場所での駐輪は避ける
バッテリーは直射日光が当たるなどの高温が苦手ですのでどんどん劣化していきます。そんなときは少し面倒ではありますが外して室内に保管することをおすすめします。また、充電するときも周りが40度以上の高温にならないように気をつけましょう。
アシストを使う場所を選ぶ
アシストを強くすればその分バッテリーを消費するため充電回数が増えます。充電回数が増えるとその分寿命は短くなるので平坦な道やアシストがなくても走れる道では弱くするか使わないようにするとバッテリーの寿命を延ばすことができます。電動アシストのパワーモードを自動コントロールしてくれる機能が搭載された自転車は自分で切り替える必要がないのでおすすめです。
メンテナンスをしっかりと行う
タイヤに空気がしっかりと入っていないと、その分の働きを補うためにバッテリーにかけなくてもいい負荷がかかってしまうのでバッテリーの消耗が大きくなります。
また、タイヤに空気がしっかり入っているとパンクやひび割れなどの防止にもなります。タイヤだけでなく他の消耗品パーツも使用年数が経過すると劣化するため1年に1度は点検や交換を行うようにすると結果としてバッテリーの寿命を延ばすことに繋がります。
子ども乗せ電動アシスト自転車のおすすめ保管方法
子ども乗せだけでなく、一般的な電動自転車にはバッテリーとモーターに生活防水基準の防水加工が施されているため雨の日でも乗ることができます。電動自転車は雨の日でも乗ることを想定して作られているため、濡れても使用することができます。
しかし、台風や大雨警報がでているなどの強い雨のときなど防水機能を超えた雨がバッテリーやモーターにかかってしまうと故障の原因となることがあります。
また、雨ざらしの状態だとバッテリーやモーターだけでなく本体の錆や劣化にもつながるため濡れない場所に置くことをおすすめします。マンションや家の駐輪場所に屋根がなかったり雨にさらされてしまう場合は面倒でも自転車に合ったカバーをかけるようにすると、修理や買い換え、処分といった出費がなくなることもあります。
子ども乗せ電動アシスト自転車の処分方法
便利な電動自転車も、いつかは手放すときが訪れます。ですが電動自転車は捨てたいと思ったからすぐに捨てられるものではありません。
電動自転車の処分方法は以下のものがあります。
- 誰かに譲る
- メルカリやネットオークションで売る
- 粗大ごみに出す
- 下取りに出す
どの処分方法をとる場合でも、防犯登録の抹消を行いましょう。防犯登録は自転車の所有者が自分であることの証明をするためのものです。なので盗難等が合った場合に簡単に照会することができるのです。
もし仮に防犯登録を抹消しないで処分したあとに悪用されてしまうと、所有者が疑われてしまうのです。また、誰かに譲った場合、新たな持ち主が盗難したと疑われてしまうため、処分する際には防犯登録の抹消をしましょう。
粗大ごみとして処分する
粗大ごみに出す場合は住んでいる自治体に申し込みをして処分してもらいます。そのときに、バッテリーは同時に処分することができません。バッテリーは購入した店舗かもしくは専用のリサイクルセンターで回収してもらいましょう。
下取りに出す
新しい自転車を購入したいけど今使っている自転車もまだ乗れるし、といった場合は下取りに出すこともできます。
私は以前子どもを乗せて自転車を運転していたときに事故にあって本体が曲がってしまいました。修理を頼もうと持ち込むと、本体は使い物にならないと言われました。しかし購入してまだ2年目だったのでバッテリーを下取りに出して新しい電動自転車を購入することができました。
まとめ
子ども乗せ電動アシスト自転車の維持費や寿命、保管方法や処分について説明させていただきました。
高い買い物ですのでどうしたら長く快適な自転車生活を送れるか、参考にしていただけたら嬉しいです。
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